スマホ関連で、気になる記事が…。

日本経済新聞（電子版）の記事（2013/5/15）で、気になる記事があったので、（忘備録として）記載しておこうと思った。

『ドコモ、メーカーのスマホ選別／人気度で販促費に差』という記事。
要約すると…、ドコモが販売するスマホを人気別に3つのグループにわけて、人気の高いグループ（メーカー/機種）には、より多い販促費を支払うという内容であります。
販促費はドコモから販売店に支払われるもので、販促費が多いということは、即ち、エンドユーザーの実質的な購入価格が下がるということです。
同じ価格の機種でも、販売店としては、販促費の多い機種（人気機種）は安く販売できるわけです。記事では、人気機種は、実売価格1万円になると報告しております。例えば、5万円の機種でも、販促費が4万円ならば実売1万円になるし、販促費が1万円しかない機種ならば実売価格4万円になるわけです。

この記事を読みつつ…、
『これって、独禁法違反に抵触するのでは？公正取引委員会が動くのでは？』と…、思ってしまった。読めば読むほど…、そりゃダメだろうと思っていたら…。

記事の最後に…、
「こうした手法は、『小売価格を拘束しない限り問題ない』（公正取引委員会）」って一文で記事をしめくくっていた。

なるほどー…。そーなんだ！
そりゃそうだなー…、業界として、販促費の商習慣はずっと続いているわけだし…。
小売価格っていうところがポイントなんだな…、と勉強してしまった。

商売柄、スマホの動向については、とりあえずチェックしているのですが…、YOUTUBEや、twitterなんかを含めると、その情報量は、とにかく膨大なものであります。
そんな中で、【ドコモ→日経】ってことは、つまり、大本営発表みたいなものですから…、リーガルチェックもしているはずだし…、手抜かりはないわな…。

＜スタッフ　N＞


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